
かまぼこの種類って気にしていなかったのですが、考えてみると非常に多種多様で、
スーパーでもかまぼこの類はかなりの数です。
一般的な板かまぼこに始まり、ちくわや笹かまぼこなどがあり、笹かまぼこの中で
も、しそ入り笹かまやチーズ入りささかまなど、お弁当のおかずようになのか、
ちくわの中にチーズが入ったチーかまたるものや、彩りがきれいな、赤いカニかまぼ
この中でも種類は豊富で日本人て練り物は結構、好まれているんだと思いました。
でも「かまぼこ」ってあくまで、料理の脇役で、主役になれない食べ物なのだと思っ
ていました。
脇役ながらなくてはならない存在で、お弁当のおかずやお酒のおつまみなどちょっと
つまみたいという時にはそのまま食べられるので、貴重な存在です。
「おかめそば」というお蕎麦のメニューはかまぼこを2枚つかっておかめの下ぶくれ
を表しているなんていう使い方もあります。
ただ、かまぼこは残念ながら殆ど料理の主役にはなれないようです。
頑張って準主演級の場合はお正月のおせちの紅白かまぼこでしょうか。
紅白にそのまま並べてもきれいですし、凝った方はかまぼこを切った後に飾り切りを
して一層料理を引き立たせるのはやはり脇役なのではと思うのですが、ある日、主役
になれる料理をある番組で放送していました。
料理自体は単純で誰でも出来るので、早速作ってみました。
どちらかというと白のかまぼこの方がいいのですが、食べやすい大きさに切った後に
真ん中に切り目を入れ、焼きのりをその切り目に入る位の大きさにして、フライにし
ます。
これだけでなくアスパラや椎茸などお好みの具材をかまぼこの切れ目に入る位にし
て、フライにしたのですが、かまぼこと余った野菜などで、かなり立派な主食が出来
ました。
主人は完全なおつまみだというのですが、お酒を飲まない私にとってはちょっと目新
しいフライを発見した気分で、特にかまぼことのりを一緒にしてフライにするという
発想は
思いつかなかったので、かなり新鮮でした。
かまぼこだって主役になれるぞ!とふと思いました。