子どもが1歳の時、耳から何か黄色い液体が出ているのに気がつき、慌てて耳鼻科へ行きました。
中耳炎になっていて、それによるいわゆる〝耳垂れ〟というやつでした。
飲み薬を処方され、2週間後に再び診てもらうと、もう大丈夫とのことで、ホッとしました。
半年後、子どもが風邪をひき、汚い鼻汁が鼻から出るので、『もしやこれは!』と思い、再び耳鼻科へ。
口の中を診た後、カメラで耳の中と鼻の中の様子を調べて先生が、「中耳炎と副鼻腔炎になっていますね。」と、おっしゃいました。
「切開しますね。」と、先生がひと言。
『え??っ!!耳の中を切る!?そんな!!』と、私の頭の中はパニックです。
説明の後、子どもは、ベッドに寝かされ、中耳炎になっている方の耳に、液体の麻酔薬を入れられて、麻酔が効いた頃、看護師さん二人掛かりで押さえられました。
動くと大変危険だからです。
そして、先生がメスで耳の中を切って、膿を取り除きました。手術自体はあっという間ですした。
でも子どもは、大粒の涙をポロポロ落としてギャン泣きです。
抗生物質を処方されて、翌日も傷の具合を確認するために受診となりました。
そして数日後、今度は私が風邪をひいてしまい、鼻の中が何だか臭うなと思って鼻をかむと、今まで見たことのないようなオレンジ色の鼻水が出ました。
他にも、?の骨の辺りがズキズキと痛かったり、鼻から喉の奥に鼻汁が落ちてくるという不快な症状がありました。頭も重いです。
翌日、子どもが耳鼻科を受診する日だったので、私も合わせて診ていただきました。
レントゲンを撮ると、鼻の横の空洞が白く映っていました。
「お母さんも副鼻腔炎!」と、先生。
なんと、私も副鼻腔炎になってたのです。
子どもが〝ネブライザー〟という機械でお薬を吸入している横で、私も仲良く丸イスに並んで吸入するということになってしまいました。
私は幸い、耳の方は大丈夫でしたが、副鼻腔炎が酷く、完治するまで一ヶ月以上かかりました。
私の母に訊くと、やはり私も子どもの頃に、時折中耳炎になって耳鼻科へ通っていたそうです。
子どもと通った耳鼻科の先生がおっしゃっていたことで、大切だなと思ったのは、
・早く気づいて早く治療をしたほうがいい。
・副鼻腔炎は放っておくと、集中力がなくなり、頭の悪い子になる。
・アレルギー体質は遺伝する。
ということです。
耳鼻科に限りませんが、状態によっては切開したりもするので、腕のいい先生のところに通うことが大切だと感じました。
その後も、子どもが風邪をひいて鼻水が酷い時は、必ず耳鼻科にかかるようにしています。
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